【オーケストラ】鹿児島伯林的管弦楽団 演奏会があります!(2014/8/17)今回のプログラムの聴きどころ

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演奏会のお知らせです。

鹿児島伯林的管弦楽団 演奏会

日時:2014年8月17日(日) 15:00開演 14:30開場
    ※入場無料
会場:宝山ホール(鹿児島県文化センター)
曲目:グスタフ・マーラー 交響曲第3番 ニ短調
指揮:末廣 誠
アルト:宮原 真紀
女声合唱:シャンテ・ブリュー
児童合唱:鹿児島市立少年合唱隊

今回の演奏会の聴きどころは、
1.【1曲100分】という長い演奏時間
2.独唱・合唱といった声楽が加わっている。
3.雄大な自然を描き、天上の世界を表している。

というところでしょうか。

1.【1曲100分】という長い演奏時間
かつては、ギネスブックにも掲載されていたそうです。
(ちなみに、有名なベートーヴェンの「運命」が全曲約35分、
「第九」が全曲約70分です)
1曲なので、途中に休憩も挟みません。
演奏する我々も、お客様にとっても大変なことだと思われます。
一生に一度の経験として、いかがでしょうか。
(私も、死ぬまでにこの曲を演奏することはないと思っています)

2.独唱・合唱といった声楽が加わっている。
管弦楽に加え、
アルト独唱、女声合唱、児童合唱が
が加わります。
特に、児童合唱は天使の声を表現しており、
薄汚れた心が洗われるようです。

3.雄大な自然を描き、天上の世界を表している。
この曲はマーラーが夏季休暇中に自然豊かな湖畔で
作曲されたものです。
自然を描きながら、最終的に
人の世界ではないもの=天上の世界
を表していると思います。

先に紹介した声楽や様々な楽器による「天上の響き」が
奏でられます。(そういう演奏をしたいです)

後に、交響曲第6番「悲劇的」において、
運命に立ち向かうも、最後には倒れてしまう、
人間(自分自身)の姿を描いた作曲家マーラーの
変遷も興味深いです。

「聴きやすい」「とっつきやすい」クラシックでは全くありませんが、
それゆえに「普段の日常から隔絶」された世界を垣間見る
ことが出来るのではないかと思います。

先にも書きましたが、
この夏、一生に一度の経験をしてみませんか。

是非、8/17(日)の15時、宝山ホールに足をお運びください。

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