【演奏会】KTS室内オーケストラ定期演奏会に行ってきました。
2012/8/12
KTS室内オーケストラ第28回定期演奏会
@鹿児島市民文化ホール第2
に行ってきました。
日時:2012年8月12日 14:00開演
場所:鹿児島市民文化ホール(第2)
指揮:末廣 誠
曲目:モーツァルト
・交響曲第39番 変ホ長調 K.543
・交響曲第40番 ト短調 K.550
・交響曲第41番 ハ長調 K.551〈ジュピター〉
(アンコール:歌劇「フィガロの結婚」序曲)
今回の演奏会、
モーツァルトが書いた最後の交響曲3曲を1回の演奏会で演奏する。
という、
とても、意欲的・挑戦的・チャレンジング・何でそんな大変なことを・・
なプログラムでした。
本当に素晴らしい演奏でした!!
ブラボー!!!
「テンション」と「ドライブ感」が最後まで高く維持されていたことに感服しました。
交響曲というのは、30分程度からそれ以上の長さがあり、緻密に構成された曲が多く、
1曲演奏するのもなかなか大変なことです。
演奏し終わると、気力も体力も使いきってヘトヘトになってしまいます。
それを3曲続けて演奏する。
これがどれだけ大変なことか想像に難くありません。
それを、最後のジュピター、アンコールのフィガロまで高いテンションを維持し続けて
演奏されていました。
そして、「ドライブ感」。
音楽が停滞せず、前へ、先へ進んでいく感じのことをそう呼んでいます。
音楽は始まったら、終結に向かって進んでいきます。
その間、時間も進んでいきます。
その流れが淀んだり、不整脈のようにぎこちなくなったりすることがありませんでした。
とても気持ちのよい演奏でした。
テンションが下がったり、ドライブ感が損なわれたりするのは、演奏の小さなミスや
アンサンブルの乱れ等によって生じるものですが、そういったミスや乱れが少なかった
のだと思います。
中でも、チェロ、ティンパニが素晴らしかったです。
ファゴットは言うまでもなく、素晴らしかったです。
師弟コンビ、息ピッタリでした!
今回の素晴らしい演奏は、奏者の皆さまの日頃の練習、そして、末廣先生のご指導と、
力強く、流麗な指揮によって生み出されたものだと思います。
奏者の皆さま、末廣先生、素晴らしい演奏を本当にありがとうございました!!
自分も9/1にモーツァルトの序曲と協奏曲を演奏します。
今日の演奏を糧にして、頑張りたいと思います。
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