【演奏会】鹿児島交響楽団第79回定期演奏会 フランスの響きを堪能しました!
2012/11/11
鹿児島交響楽団第79回定期演奏会
に行ってきました。
今回のプログラムは、
フォーレ、サン=サーンス、フランク
という、オールフランスプログラムでした。
フランスの響きをたっぷり堪能させて頂きました。
鹿児島交響楽団は地元鹿児島を代表する
アマチュアオーケストラだと思います。
鹿響(かきょう)の愛称で呼ばれています。
(公)鹿児島交響楽団オフィシャルサイト
プログラムの詳細は、以下のとおりです。
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
フランク:交響曲ニ短調
3人ともフランスの作曲家です。
国によって言葉が違うように、
(言葉がちがうからという方が正しいかもしれません)
音楽にも国によって違いがあります。
私が思うフランスの曲の特徴は・・、
・・・
うう~ん、何とも説明するのが難しいですが。
・気品がある。
・暑苦しくない。
・ちょっとひねくれている。
というところでしょうか。
ざっくり言うと、
「エスプリがきいている」
ということです。
(くうぅ、自分の語彙力の乏しさをここまで
呪わしく思ったことはありません。)
1曲目のフォーレの冒頭の
弦楽器の響きを聴いた瞬間、
「はわわ~」となってしまいました。
空気をたっぷりと含んだ音
と表現したらいいでしょうか。
まさにイメージしていた
「フランスの響き」でした。
第3曲のシシリエンヌでは、
フルートとハープの美しいメロディに
またまたうっとり。
1曲目からたっぷりフランスの響きを
味あわせて頂きました。
2曲めのサン=サーンスのピアノ協奏曲では、
ゴウ芽里沙さんのピアノに圧倒されました。
暗く重々しい和音、
可愛く跳ねるようなパッセージ
演奏の幅が凄かったです。
今回、左側の客席に座ったので、
ムチのようにしなる腕、
細かく機敏に動く指先、
あの演奏が生み出される様を
よく見ることが出来ました。
あんな素晴らしいピアニストが
鹿児島出身なんて、嬉しく思います。
是非こんどソロの演奏も聴いてみたいです。
最後はフランクの交響曲。
私、この曲大好きでして、
とても期待しておりました。
この曲は、
ある主題がかたちを変えながら
何度も出てくる循環形式が大きな特徴です。
また、フランスものでありながら、
交響曲らしい、形式感、重厚感も持ち合わせている
ところも特徴だと考えます。
そういった特徴が
低弦による重々しいテーマ、
高弦や木管楽器による美しいメロディ、
金管楽器、ティンパニによる華々しい響き
によって、見事に演奏されていたと思います。
最後の最後、
もう一つまみ迫力があってもよかったかな。
とちょっぴり思いましたが、
本当に素晴らしい演奏でした。
今回、期待していた以上に
フランスの響きをたっぷり堪能させて頂きました。
本当にありがとうございました。
前回の定期演奏会での
チャイコフスキーの「悲愴」
も本当に素晴らしい演奏でしたが、
すっかり、鹿児島交響楽団のファンに
なってしましました。
次回は、
2013年6月22日(土)
ラフマニノフの交響曲第2番ほか
とのこと。
是非、聴きに行きたいと思います。
鹿児島には鹿児島交響楽団をはじめ、
たくさんのアマチュアオーケストラがあります。
ちょっとまとめたのがコチラです。
鹿児島のオーケストラ – NAVER まとめ
私(大川)がまとめたものです。
よかったら足を運んでみてください。
クラシックなんて、
堅苦しい。難しい。分からない。
とお思いかもしれませんが、
「聴かず嫌い」
なだけかもしれません。
けっこう聴くとハマるものですよ。
もし、興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご連絡ください。
微力ながら、ナビゲートさせて頂きます!
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